景気が今一歩といった世の中で、注目されているのが
サイドビジネスです。
本業の合間の隙間時間でお小遣い稼ぎを考える人から、
本業を凌ぐほどの売り上げを出す人もいますよね。
女性の副業として今、注目を集めているもののひとつに
IPSコスメティックスの販売というのがあります。
女性なら誰でも化粧品には興味があるものですが、
IPSコスメティックスは今流行のネットでの通信販売等は行っていません。
販売員が直接顧客に商品を届けて、お肌のお手入れ等の説明もしてくれるのです。
https://shampoonikkitaikenki.com |
特筆するべきはIPSコスメティックスの取引形態についてなのですが、
「連鎖販売取引」という言葉をご存知でしょうか。個人が販売員になり顧客を獲得し、
獲得した顧客自身が更に次の顧客を勧誘する販売員となるという仕組みを指します。
それによって販売組織はどんどん拡大して行き、販売価格と仕入れ価格の差額が
販売員にマ-ジンとして入るというシステムとなる訳です。
つまり上手く行けば、かなりの収入が期待出来るということですよね。
連鎖販売取引の規定は「特定商取引法」に引っかからないように作られている
連鎖販売取引、いわゆるマルチ商法は誤解されていることが多いものでもあります。
中にはマルチ商法は犯罪だと考えている人もいますが、これは大きな間違いです。
連鎖販売取引に似たものにネズミ講がありますが、こちらは違法性があります。
しかし、マルチ商法は基本的には犯罪でもなんでもありませんし、
マルチ商法をしたことで捕まるケースも注意していればほぼありません。
そんなマルチ商法についてもっと詳しく紹介しましょう。
例えば、「このシャンプーを購入しませんか。他の人も加入させたら報酬があります」といったように、
加入者が新規加入者を募ってますます拡大するのがマルチ商法です。
草の根で広がる販売方法といっても良いですが、それだけに良心的な商材といっても良いくらいです。
マルチ商法に関して悪いイメージが広まっていますが、これはマルチ商法の効果性に驚いた大手小売業者によるものです。
マルチ商法はむしろ店舗等を利用しないで広まることもあり、エコな商法といっても良いくらいです。
また、マルチ商法は特定商取引法の第33条や第36条で定義や規制もされています。
基本的にこうした規制内容を理解して行えば全く違法性はありません。
規制内容に抵触することがあるのが、「市場価格よりも遥かに高い値段で商材を販売する」といったものであり、
通常のマルチ商法はこうした規制内容に抵触しないようによく考えられて作られています。
もしも名のしれたマルチ商法や商材があったら、まずはその事業内容を見てみて下さい。
商取引法に引っかからないようにうまく商品も作られていますから、利用する側としては何ら心配はいりません。
他にも、連鎖販売取引はネズミ講にならないようにもうまく作られています。
ネズミ講と連鎖販売取引の最大の違いは、金銭のやり取りに関する点です。
ネズミ講では金銭のやり取りのみが目的であり、商品の販売等が目的となるマルチ商法とは
その目的に関する点で大きく異なっています。もしもネズミ講なのか、それともマルチ商法なのか
気になった場合には、その商材の目的についてまず考えてみると良いでしょう。
そもそもネズミ講自体がほぼ絶滅しつつあります。それくらい警察の摘発は激しくなっているので、
おおやけに事業を展開しているような業者がネズミ講である可能性はほぼありません。
もしも名の知られている事業ならば、ネズミ講ではなくマルチ商法であることが
ほとんどですから、この点で見分ける事も出来ます。
誇大広告の違法性|消費者を騙す巧みな言い回しに注意
ネズミ講とマルチ商法の違いは多いものですが、実際にマルチ商法をする際には
ちょっと気をつけておかないと問題になる点があります。
それが誇大広告です。
特定商取引法では、「誇大な広告を用いたマルチ商法は禁止」と明言されており、
実際にマルチ商法を利用する際にはこの点だけは敏感になっておかないといけません。
ここでちょっと考えてみたいのが、何が誇大な広告に当たるのかという点です。
誇大な広告に関しては実に法律家の間でも意見が割れていますから、
実際の凡例を参考にして検討をつけるほかありません。
例えば、シャンプーを販売する場合を考えてみましょう。
もしもシャンプーを売る際に、「このシャンプーを使えば剥げていても髪が直ぐに元通りになる」
「シャンプーを使えば精神病にも効果がある」といったように、実際の効果にないような
内容を用いて宣伝するのは誇大な広告です。
逆にどれだけ嘘のような内容に思えても、実際に宣伝している通りの効果があれば
誇大広告にはなりまセん。この辺りについてはマルチ商法の業者からも、
「この効果については宣伝しようと問題になるのでやめてください」と
しっかりと指導があるのでそこまで問題はありません。
しかし、もっと報酬を得ようとして、自分で「こんな効果があると謳って友達を誘ったら
もっと売れるのでは」とないような効果を宣伝すると、誇大な広告とみなされることがあります。
また、消費者を騙すような言い回しもいけません。「この製品を使わないと
命に関わる」といったように、恐怖を煽ったりするのもいけません。
誇大な広告とみなされるかどうかは裁判官の判断にもよるので、
誇大な広告とみなされることがないように明確な表現を用いて宣伝すべきでしょう。
もしもこの点が不安ならば、業者に聞いてみても構いません。
「こうした内容で宣伝したいけれども大丈夫ですか」と聞けば丁寧に教えてくれます。
結局、マルチ商法業者も厄介事は嫌なので、しっかりと誇大な広告等の問題点も
レクチャーしてくれることが多いです。むしろマルチ商法ならではの注意点も教えてくれないような業者は
あまり頼りにならないので、利用しないほうが良いくらいです。
最後に、誇大な広告は禁止されているものの、これは誇大な広告にならないようであれば
問題ないということでもあります。顧客を誘う方法にも色々とあるので、自分でも勉強して
話術を鍛えていくことをおすすめします。
例えば、商材を紹介する前には良い環境づくりに配慮すると行ったようにです。
好きなコスメを楽しく使ってもらうために
IPSコスメティックスは、実際に使ってみた人の評判が良いため、
放っておいても売れ行きが良いということは十分に考えられます。
普通の商品だって、使ってみて良ければ口コミで広がって行きますよね。
早い話が連鎖販売取引は、口コミを広げることによってお金が稼げるということではないでしょうか。
特にIPSコスメティックスの愛用者にとってはたやすいことのようにも思えます。
しかし、注意しないと落とし穴だってあることを忘れてはいけません。
例えば過度の勧誘は友達を失うことになりかねませんし、どうしても外出が増えるので
のめり込み過ぎると、家族との時間が取れなくなって関係が悪くなってしまうというリスクもあります。
きちんと節度を守らなければ勧誘 違法に引っ掛かってしまうということもないとは限りません。
IPSコスメティックスで副業を考えている人は、そういった注意事項も頭の中に入れておくことをおススメします。